活用された方の声
VOICE


時代にあった、「今らしい」事業。
酒と肴 vin酌
経営者 齊藤昂輝さん
  • Facebook
  • Twitter

新たなジャンルに次々に挑戦し続ける齊藤さん。どんな事業を展開し、どのように補助金を活用したのか。
人に愛され、人と繋がる。そんな人間味溢れる気さくな齊藤さんにお話を伺いました。

繋がりから生まれる、新たな事業。

 

─ 齊藤様のされている事業内容や活動について教えていただけますでしょうか。
今メインで営業しているのは、2年前の10月にオープンした飲食店「vin酌」です。もともとぼくの働いていた会社の取引先が今のお店の前のオーナーで、その方からお店の場所を譲り受けました。そして、新しく補助金を使ってパーソナルトレーニングジム、その下の階に、さらにもう1店舗飲食店、それと一緒にとなりにワインショップもオープンを予定しています。あとは補助金とは関係ないですが、塾も開業予定です。

─ 塾もですか…!
はい、来年3月ぐらいからオープンできたらなと。
なのでとりあえずやっているのは5個ですね(笑)。

 

 

─ では、今回の補助金活用のきっかけを教えていただけますでしょうか。
飲食店を経営し始めるときに、「八尾あきんど起業塾」や「八尾ゆるっとカフェ」に参加し、 その繋がりで、市役所の方から「こんなのあるよ」と補助金の事を教えていただきました。普段から八尾市立中小企業サポートセンターにはサポートしてもらって、今回の申請でもいろいろアドバイスをいただいたりしました。

 

 

─ この補助金を具体的にどのように活用されたのでしょうか。
ジムのシャワールーム設置とトレーニング器具、ワインショップのワインセラー二台に使わせてもらいました。
補助金を知る前からジムは着工していて、「補助金を申請しても、通らないだろう」と思って、あまり補助金のことは考えずに進めていたんですが、今まで使ったお金も活用できるということを教えていただきました。

 


コンパクトながら最新の設備を取り揃えたトレーニングルーム。

 

 


シャワールームも完備。

自分についてきてくれる人の
好きな仕事を作りたい

 

─ 飲食店とパーソナルジムの開設、その他多くの事業を展開しようとされているのが、 印象的で面白いと思ったのですが、始めたきっかけなど教えていただいても良いでしょうか。
僕は教育大学に行ってて、本当は先生になろうと思っていたんですが、下宿で八尾に来てワインにハマり、先生にならずにここをオープンしたんですけど、ある時、大学時代の友達と飲みに行った時に、その友達が「教師をやめて、ジムで働きたい。」と話していたんですね。「それなら、ぼくがジム作ろうか?」という軽いノリでジムを作ることになりました。
でもジムってなかなかニーズのあるお客様に出会う機会がないと思うんです。だから一階で飲食店、二階でジムをやったら飲食店に来てくれた人がジムを知ってくれるんじゃないかと思って良い物件を探してたんですけど、そしたらちょうど良い場所があって。そこに併設するようにワインショップも作りたいなと思い、一気に事業が増えました。ジムも飲食店も畑違いではあるんですけど、ぼくについてきてくれる人の好きな仕事を作っていきたいなっていうのがあります。

 


トレーニングジムの1階にオープン予定のワインショップ。まだ工事中だが、齋藤さんの目利きで厳選されたワインやウィスキーなどが陳列されていた。

それぞれの事業が良い影響を与える。

 

─ 例えばなんですが、ジムのお客さんが、飲食店のお客さんにもなったりと他の事業にも良い影響を与えている、などありますか。
それは結構あって。ジムが正式にオープンしたらもっと影響があると思うんですけど、飲食店の方の常連さんに「ジムもやってるんです」と僕からお伝えしたりしています。常連さんからも、連れてきてくれた知り合いの方に「この子、ジムもやり始めてんで」って紹介してもらったり、来てくださるたびに、今のジムの進捗状況も聞いてもらえたりもして、すごく興味を持ってくださっていると思っています。

 

 

 

─ これから補助金を活用しようとする方に一言お願いします。
八尾市立中小企業サポートセンターの方々が、事業者の方に寄り添って手厚くサポートしてくれるので、ぜひ使ってみてください。

Profile

酒と肴 vin酌
経営者
齊藤昂輝さん
2018年に大阪教育大学を卒業後、革製品の会社のワイン事業部で働く。
2019年10月に退社し、自身がオーナーソムリエとして「酒と肴 vin酌」をオープン。

https://vin-shaku.com/