12月15日（金）に第40回やお創業ゆるっとカフェを開催しました。
 
今回の登壇者はひとつむぎ訪問看護ステーションの、中村明博さん！
大学を卒業後、一般企業への就職を経て、理学療法士になられました。
家族ががんになったことをきっかけに、がん患者家族、理学療法士の両方の視点からがんの在宅ケアの必要性を強く感じたそうです。がんと言われても安心とワクワクな日々を送っていただくための受け皿をつくりたいとの思いから、社会で不足している支援のプラットフォームとして訪問看護ステーションを設立されました。

組織が拡大する中で、創業時の想いや方向性をスタッフ一人ひとりに浸透させるためにコミュニケーションに注力しているほか、スタッフ一人ひとりの良さを活かせる事業にしていくためのチームビルディングにも取り組まれているそうです。起業する際は何から始めて良いかわからず、市や先輩起業家へ相談したり、創業スクールでつながった様々な業種の人の話を聞く中でビジネスプランをブラッシュアップすることができたほか、起業してからはあきんど起業塾の実践編に参加し、事業の方向性を再認識することができたそうです。

起業するうえで大切なこととして、家族の理解を前提とし、原動力となる熱い思い、覚悟を持って行動すること、困ったときに助けてくれる横のつながりを挙げておられ、これから起業を考えている参加者は特に関心を持って聞いておられました。

参加者からは「家族の理解をどうやって得られたのか」、「売上の目途が立ってから起業したのか」など起業についての質問が多く上がっていました。

交流会では、「同業種の方と、協業について話すことができた」、「同じ志を持つ方とつながることができた」といった感想をいただくなど、参加者同士が活発に、幅広く情報交換されていました。
 
中村さんのお話は、こちらから動画で視聴することができます。

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