令和5年11月21日（火）第79回八尾ものづくりカレッジ「八尾医工連携推進セミナー」を開催しました。
 
今回のセミナーでは、製品・市場の特殊性や顧客の特殊性についての解説を行い、八尾市内の中小ものづくり企業がヘルスケア産業に参入するにあたり、活用可能なビジネスマッチングに関する情報を提供する内容となっております。その講師を長年医療機器関連の仕事に従事し、開発に関しての経験も豊富な平井一満（八尾市立中小企業サポートセンター　医工連携コーディネーター）が務めました。
 
参加いただいた方からは、
「企業や開発事例を多くご紹介いただき、大変参考になった」
「自社の『 技術の活かし方の具現化（可視化）』が次のステップと感じました」
「今日収集した情報を取引先企業さんとのお付合いの仕方へと展開していきます」
 
との声など、前向きなご意見を多数いただきました。
 
医工連携を「お試し」の段階で終わらせないためには、日本のものづくり中小企業が、この医療機器市場に参入する際に直面する技術の壁、薬事対応の壁、流通チャネルの壁等多くの障壁を乗り越え、また不足する社内リソースを確保することが必要です。また、医療産業に参入するには、多くの課題に対応する必要があります。
今回のセミナーが、医療・介護分野、医療機器開発に参入される企業さまの一助に少しでもなっていれば幸いです。
 
次回、第80回のものづくりカレッジは「新製品開発に向けた組織体制と知財戦略」です。
 
今後も八尾市では様々テーマで「八尾ものづくりカレッジ」を開催してまいりますので、ご興味があるテーマがありましたら、是非ご参加ください。
▼八尾ものづくりカレッジ
https://www.city.yao.osaka.jp/0000071580.html