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レポート

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2021-12-20【商店街イベント】第5回YOM(ヤオ オタイヤマーケット)レポート

令和3年11月27日(土)にファミリーロード(八尾市商業協同組合)【本町5丁目付近】と北本町中央通商店会【北本町2丁目付近】の2つの商店街のエリアで開催された、第5回YOM(ヤオ オタイヤマーケット)についてご紹介します。
 YOMはファミリーロード(八尾市商業協同組合)と北本町中央通商店会で組織する「YOM実行委員会」が主催し、100年以上続く露店市「お逮夜市」の伝統を生かしながら、地域の魅力を体感し、楽しむことができるイベントとして、商店街の加盟店舗、外部出店者によるマルシェ、ワークショップなどを実施しています。
 
〇北本町中央通商店会エリアの様子
 北本町エリアは、グルメ中心のラインナップです。特区認定※により、道路上に「たこ焼き」、「クレープ」、「ピザ」、「アイスクリーム」など色々な種類のキッチンカーが出店され、食欲をそそるおいしそうなにおいが漂っていました。エリア内の北本町二丁目公園には、アルコール販売を行うBARも出店。当日は、風が冷たく少し寒い天気でしたが、体が温まる「ホットワイン」が販売されていました。また、公園は飲食スペースとなっており、商店街の店舗やキッチンカーで購入したものを食べる来街者で賑わっていました。
 
〇ファミリーロードエリアの様子
 ファミリーロードエリアでは、アーケードの下に木製の屋台が並べられ、手作り品などが出店されていました。商店街の店舗では、八尾の語呂にちなんだ、「80円商店街」が開催されており、あちこちで行列ができ、人気商品はあっという間に売り切れていました。ヨーヨー釣り、ペットボトルボウリングなどのゲームコーナーでは子どもたちの笑顔がたくさん見られました。市の「やおプレミアムお買いものキャンペーン」のサポートセンターも設置しており、イベント時も、多くの来街者がキャッシュレス決済でお買い物を楽しんでおられました。また、大松桂右八尾市長も参加され、80円商店街からQRコード決済までマーケットを満喫されました。
 
〇今後について
 特区認定により、道路占用に係る 「余地要件」が緩和され、柔軟にイベント開催や出店の設置などを行えるようになったこともあり、さらにイベントが充実することが期待されます。また、YOMを主催する両商店街ともに、来街者の利便性などを考え、キャッシュレス化やSNSでの発信などのデジタル化にも積極的に取り組んでいます。今回のYOMを機に、ファミリーロード公式LINEの開設、イベント出店店舗、商店街店舗のPRをおこなう、タッチパネル式のモニターの試験配置(市の八尾市地域商業団体ニューノーマル事業補助金活用予定)などが行われています。
次回は令和4年2月11日(金・祝)に開催予定です。興味を持たれた方、お近くにお住いの方は、ぜひ、ご参加ください。いままで知らなかったお店の発見など、気づかなかった地域の魅力を体感できるかもしれません。
 
※特区認定
 令和3年11月4日付けで、「YOM実行委員会」のエリアマネジメントに係る道路法の特例に関する区域計画が、内閣総理大臣認定を受けました。なんと、関西圏では商店街が主体となる計画の認定は初となります。認定により、YOM実行委員会が実施するイベントについて、計画に掲載された道路エリアにおいて道路占用に係る 「余地要件」が緩和され、柔軟にイベント開催や出店の設置などを行えるようになりました。

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